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不動産の販売図面の見方
不動産会社に行くと販売図面というものを貰うと思います。
基本的に、その販売図面でほとんどのことを知ることができます。
なので見方や記載されている情報の意味が分かれば、
その物件自体の把握が出来るということになります。
でもぜひ気にしていただきたいことがあります。
例えば。
建売の販売図面の場合は、建物の配置です。
販売図面の作成者によって違うこともありますが、
多くの場合は、建築資料の中の配置図を販売図面に落とし込みます。
そのため、比較的正確な配置図となっているはずです。
では、どこを気にするかというと。
隣地さんとの距離です。
図面上は距離の記載がないかもしれませんが、
図面内の各所をもとに概ねの距離感が分かると思います。
(例えばトイレの短辺は概ね90cmほどです。)
隣地さんが近ければ陽当たりが気になりますし、
窓が重なっていたりしたら、近ければ中が丸見えです。
間取りだけでなく、配置図も見ることで、もっと多くの情報が入手できます。
もし、現在検討している物件がありましたら、ぜひ確認してみてください。
生命保険(死亡保険金)と相続
相続対策のひとつとして生命保険(死亡保険金)の活用はいかがでしょうか。
特に特定の方に多くの財産を残したい場合や相続税の原資を作る面でも有効です。
通常、相続財産は遺産分割の対象となりますが、
生命保険の死亡保険金は固有の財産の扱いとなるため、遺産分割の対象となりません。
そのため、特定の方に残すことができます。
また、生命保険には相続税の税額控除が受けられますので、
原資を作るうえで有効と言われています。
上手に活用することで残された方たちのトラブル回避にもなりますから、
事前に確認と準備をしましょう。
ちなみに、団体生命保険というものがあります。
住宅購入の際にほとんどの方が入っていらっしゃると思います。
生命保険と付きますが、その要素や目的はかなり違います。
あくまで住宅ローンの支払いが無くなるだけですので、
日常の生活費や緊急の際に充てるお金は出てきません。
相続と考えるとご年配の方々を想像する方も多いと思いますが、そんなことないですよ。
明日は我が身かもしれません。残されたご家族の生活も考えてあげたいですね。
会社設立で思うこと
会社を設立して、もう1週間経ちました。
諸々の手続きの準備や実務と合わせて、あっという間でしたが、
改めて、色々な方に助けられているなと思いました。
何かと質問ばかりのこちらに親切に対応して下さる税理士さん。
こちらの都合にもかかわらず、柔軟に対応してくれる家主さんと仲介さん。
準備の時から相談や協力をしてくださる各社の社長さん。
日頃から何かとお手伝いしてくれる友人や知人の皆さん。
なんとか、みなさまのご厚意にお応えできるような会社になれますように
日々精進してまいります。
今後ともご協力の程、よろしくお願いいたします。
不動産売買契約書と重要事項説明書
不動産の購入や売却の際に「売買契約書」を締結しますが、
契約の前に「重要事項説明」が義務付けられています。
この2つの書類について簡単に説明しますと。
売買契約書は、買主と売主の約束事を決めたものです。
もちろん双方にとって不都合にならないように作られることが当たり前ですが、
何かの事情について承諾を得るための書面でもあります。
重要事項説明書は、不動産を利用するにあたってのルールが書いてあるものです。
現在の状況や将来への確認事項、取引条件に関すること、法律上の制限などです。
どちらの書類も記載しなければならない事項が決まってますので、
記載内容については大きな差はありません。
ですが、特約事項や容認事項などといった項目は、不動産ごとや取引ごとに違う内容が書かれています。
聞いていた話と違うなんてことにならないように、
特に特約事項や容認事項などの項目は確認をして下さい。
不動産売却のこと
今後も増加し続けると言われている空き家や空き地。
どうしようもないからとそのまま放っている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そのままなら固定資産税を払っているだけのただの負債です。
でも、土地を有効活用できれば、少なくても固定資産税分を捻出できれば、有益な不動産になります。
売却することも一つの方法です。
でも、不動産を売却するときに気を付けたいことがあります。
インターネットで「不動産 売却」と検索すると、
「一括査定」や「失敗しない不動産売却」などと出てきます。
色々なサイトを拝見していますが、内容はどこも同じような感じで、
ほとんどが「一括査定サイト」の利用を促すための記事になっているように感じます。
内容自体が良い悪いということは無いですし、利用するかしないかも不動産所有者さんしだいです。
失敗しない取引をするために、多くの情報を集めることは大切だと思いますし、
各社査定基準も違いますから、比較検討するには有効だとも思います。
ただ、知っておいていただきたいのは、
大事なのは比較検討することです。査定額を比べるだけではダメなのです。
各社査定基準は違いますし、査定に至る根拠も違います。
売主さんに手間も面倒もかけずに手続きできるようにしようとした結果かもしれませんし、
売主さんが諸々必要条件に対応することが前提で、手間も時間もかかるけど、その結果かもしれません。
つまりは、比較検討するための情報が集められているかということです。
でも多くの方は不動産の知識や取引上の知恵などをもっていらっしゃらないと思いますし、
そういうものです。
客観的にそれでいて具体的な内容を確認する必要があります。
よろしければ、客観的立場から一緒に検討させていただきます。