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2021-06-20 10:58:00
生命保険(死亡保険金)と相続
相続対策のひとつとして生命保険(死亡保険金)の活用はいかがでしょうか。
特に特定の方に多くの財産を残したい場合や相続税の原資を作る面でも有効です。
通常、相続財産は遺産分割の対象となりますが、
生命保険の死亡保険金は固有の財産の扱いとなるため、遺産分割の対象となりません。
そのため、特定の方に残すことができます。
また、生命保険には相続税の税額控除が受けられますので、
原資を作るうえで有効と言われています。
上手に活用することで残された方たちのトラブル回避にもなりますから、
事前に確認と準備をしましょう。
ちなみに、団体生命保険というものがあります。
住宅購入の際にほとんどの方が入っていらっしゃると思います。
生命保険と付きますが、その要素や目的はかなり違います。
あくまで住宅ローンの支払いが無くなるだけですので、
日常の生活費や緊急の際に充てるお金は出てきません。
相続と考えるとご年配の方々を想像する方も多いと思いますが、そんなことないですよ。
明日は我が身かもしれません。残されたご家族の生活も考えてあげたいですね。