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道路
一般的に道路と言いますと、車が走る道や人が通る道で
誰もが想像できる道のことを道路というと思います。
でも、見た目が道路でも道路でない道もあります。
なんだか訳がわからないことを言っているようですが大事なお話です。
不動産の取引では、この道路というのはとても大事な要件です。
道路には道路法上の道路と建築基準法上の道路とただの道があります。
大事なのは建築基準法上の道路であることです。
この建築基準法上の道路に接していることで、建築の許可が取れるからです。
見た目が道路でも建築基準法上の道路でない場合もあるので注意が必要です。
通常、不動産の購入や売却の際には不動産会社が間に入ると思いますので、
道路については説明がありますし、特に心配する必要はございません。
ですが、この道路の取り扱い(説明)に関しては若干違うが場合があります。
お客様のことを思ってなのか、単に社内規定で取り扱いしないようにしているのか、
実際のところは分かりませんが、お客様の不安を煽るような説明をする方もいらっしゃるようです。
ご心配な方は、ぜひ市役所の道路管理課と建築指導課に直接聞いてみてください。
不動産売却のこと
今後も増加し続けると言われている空き家や空き地。
どうしようもないからとそのまま放っている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そのままなら固定資産税を払っているだけのただの負債です。
でも、土地を有効活用できれば、少なくても固定資産税分を捻出できれば、有益な不動産になります。
売却することも一つの方法です。
でも、不動産を売却するときに気を付けたいことがあります。
インターネットで「不動産 売却」と検索すると、
「一括査定」や「失敗しない不動産売却」などと出てきます。
色々なサイトを拝見していますが、内容はどこも同じような感じで、
ほとんどが「一括査定サイト」の利用を促すための記事になっているように感じます。
内容自体が良い悪いということは無いですし、利用するかしないかも不動産所有者さんしだいです。
失敗しない取引をするために、多くの情報を集めることは大切だと思いますし、
各社査定基準も違いますから、比較検討するには有効だとも思います。
ただ、知っておいていただきたいのは、
大事なのは比較検討することです。査定額を比べるだけではダメなのです。
各社査定基準は違いますし、査定に至る根拠も違います。
売主さんに手間も面倒もかけずに手続きできるようにしようとした結果かもしれませんし、
売主さんが諸々必要条件に対応することが前提で、手間も時間もかかるけど、その結果かもしれません。
つまりは、比較検討するための情報が集められているかということです。
でも多くの方は不動産の知識や取引上の知恵などをもっていらっしゃらないと思いますし、
そういうものです。
客観的にそれでいて具体的な内容を確認する必要があります。
よろしければ、客観的立場から一緒に検討させていただきます。
土地の選び方・考え方(陽当たり編)
マイホームを購入する、注文住宅を建てるといった時に、
その土地についての良し悪しも考えると思います。
昔から不動産は「南道路」が良いものだと言われてきました。
不動産の「良い」は「=相場より高い」につながることが多いですが、
南道路の物件も同様です。
言い換えれば、東道路や西道路、北道路に比べ「割高」ということになります。
南道路の良さはどこなのでしょう。
一般的には陽当たりが良いことが挙げられます。
そして、道路部分は建築物が建つことが無い(確約ではないですが。)と言われていますので、
将来に渡って陽当たりが確保できることが良さだと思われています。
でも、実際の陽当たりの良さというのは、
室内にどれぐらい陽が入るかというところが大事だと思います。
つまり、南道路でも南向きの窓が小さい、少ないという間取りよりも、
東道路で南向きの窓が大きく作れる方が陽当たりが良いこともあります。
つまりは、どのような配置計画でどのような間取り(採光計画)が作れるか、
というのが陽当たりについては一番大事ということです。
あくまで考え方のひとつですが、
そのように考えてみると、土地も戸建ても選択の幅が広がるのではないでしょうか。
住宅ローン控除
住宅購入の際にはぜひ知っておきたい制度「住宅ローン控除」。
住宅購入を検討している方は十分ご存じだと思いますので、
今まさにお悩みの方。
インターネットで検索していただければ情報はたくさん出ていますので、
簡単に大事なところだけお知らせしますと。
コロナの影響による特例措置として住宅ローン控除の適用期日が延長になりました。
でも、条件があります。
注文住宅は2021年9月30日までに、
分譲住宅や中古住宅は11月30日までに契約を締結していることが条件です。
(他にも一定の要件があります。)
今年は2021年です。
ウッドショック
業界に大きな影響が出ている「ウッドショック」。
コロナの影響により、戸建住宅の需要が増えていることや海外での木材の需要が大幅に伸びていることと、
資材を送るためのコンテナの不足などが原因とのこと。
私生活において、その影響を大きく感じることはないですが、
業界的には大問題です。
どうやら、建築費がかなり高騰するようです。
日頃より取り扱っている建売住宅も、今までのような販売価格ではなくなるでしょう。
また、これまで建築会社の企業努力により建築費を下げることができたため、
土地の買取価格も、その分高く買ってもらえていましたが、今後はそうもいかないことになりそうです。
一部では「ウッドショック」は長くは続かないなんて話もありますので、
不安を煽るような余計な話になるかもしれませんが、
住宅購入を検討している方、ご売却を検討している方、タイミングの見定めが大事です。
住宅ローン控除の適用対象期限の話もありますので。