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窓(ガラス)
窓ガラスにもいくつか種類がありますが、現在多くの住宅で使われているガラスは、
複層ガラスと言われるものだと思います。
この複層ガラスも一見では同じように見えますが、いくつか種類があります。
そのうち「Low-E」ガラスと言われものがありますので簡単にご紹介です。
まず複層ガラスとは、についてですが、複数枚のガラスで中空層を作り、
そこに乾燥空気や断熱性能の高いガスを封じ込めたガラスのことです。
この中空層のよって熱が伝わりにくくなり、ガラスの「断熱」性能が高まります。
この複層ガラスの仕組みに+@されたものが「Low-E」ガラスで、
中空層側のガラス表面に金属膜を施すことで熱の放射を抑え、
より優れた「断熱」・「遮熱」効果を発揮します。
どうやら一説によりますと、窓の断熱性能は外壁の1/2~1/5程度しかないそうです。
しかも、冬場には家の中にある熱の58%が窓などの開口部から外へ逃げているそうです。
窓の重要性を感じます。
ぜひ試しにご自宅の窓ガラスを見てみてください。
医療費控除
あまり聞きなれない控除だと思いますのでこの機会に。
所得税の計算において、納税者本人や本人と整形を一にする配偶者などのために、
支払った医療費のうち、200万円を限度として、一定額を総所得金額から控除できる制度です。
保険金や給付金を受けたった場合は、その分は控除対象になりませんが、
年間の医療費が10万円を超える部分についてが控除の対象となります。
(総所得金額が200万円未満の場合は、総所得金額の5%を超える部分)
ただし、対象とならない医療費もありますので注意が必要です。
また、医療費控除は、年末調整では対応できないため、確定申告を行う必要があります。
知らないと手続きできない制度ですよね。
手続きには「医療費控除の明細書」が必要ですので保管をされてください。
地震保険
一昔前は地震保険には入らなかった方が多いイメージですが、
最近はほとんどの方が加入されているそうです。
この地震保険ですが、案外知られていないことがあります。
地震保険は単独では契約できなく、火災保険に附帯して加入する保険です。
保険金額は、火災保険の30%~50%相当額の範囲が目安となり、
建物については5000万円、家財については1000万円を限度としています。
保険の支払いは、その損壊状況によって違ってきます。
5%、30%、60%、100%と4区分となっており、
支払いとなる定義には、主要構造部分の損害額、浸水や焼失、
流失による損害額の程度が決められています。
地震保険に入っていれば、地震による被害の全部を面倒見てくれるというわけでもないですが、
地震が原因で火災となった場合も火災保険では補償されません。
地震による火災は地震保険です。入っておいた方が良い理由がある気がします。
地震保険入ってますか。
火災保険の保険期間中であれば、中途附帯も出来ますのでご検討ください。
空き家
「空き家に係る譲渡所得の特別控除の特例」をご存じでしょうか。
相続開始前に故人のみの居住用だった空き家で相続人が必要な耐震改修や取り壊しを行った上で
家屋または土地を売却した場合に3,000万円の特別控除が適用できるという特例です。
一定の要件はありますが、1981年5月31日以前に建築された戸建てで、
2023年12月31日までに譲渡(売却)することが必要です。
(他にも要件はありますのでお気を付けください。)
空き家や空き地を売却することだけが選択肢ではありませんが、
管理の行き届いていないものは非常に危険です。
有効な活用と合わせて売却もご検討されてはいかがでしょうか。
フラット35
住宅購入をお考えの方であれば、一度は耳にしたことがあるフラット35。
住宅金融支援機構の事業のひとつで長期固定金利型の住宅ローンがあります。
フラット35を利用する利点としては、完済時まで金利が同じですので、
毎月の返済額についてもずっと同じになりますからライフプランニングを行う上でも有効です。
近年は変動金利型の住宅ローンがかなり低金利となっているため、
月々の支払額を比較すると、その差は大きく、非常に悩ましいところではあります。
そんなフラット35にもフラット35Sという商品もあります。
一定の要件を満たす良質な住宅の場合に適用が可能となり、
金利の引き下げを受けることができます。
最近の建売住宅では、このフラット35Sの適用を受けることが出来る物件も多くあり、
皆さんの選択の幅は広がっております。
住宅ローンはとても長い期間お支払いをしますから、
将来への心配や負担を少しでも軽減できるように金融商品の選択には熟考していただきです。