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2021-08-21 11:10:00

ご売却の相談例

ご売却のご相談も増えておりますので、みなさまのご参考になればと思います。

 

まず、ご売却にあたってはご自身の不動産がどういった不動産であるかを知っておく必要があります。
簡易査定や机上査定といったものが簡単にできる時代になりましたので、
ご自身の不動産がどの程度の金額であるかを知ることはできますが、不動産は例えば土地の形状や高低差、
築年数、間取り等によって、その評価は変わりますので、想定した金額とは違うことはよくあります。
簡易査定や机上査定をもとに、先々のライフプランを計画するのは大きなリスクです。

 

ご紹介させていただきたいご相談内容は、上記に引っ張られてしまった例です。

 

この方は、机上査定を行った結果、ご売却からのお住み替えをすることに決めました。
次の家が見つからないと売却は出来ないとのお考えから、まずは購入したい物件を探されてました。
希望に近い物件が見つかる見込みが出てきたため、次は売却と思い、ある不動産会社に売却の依頼をしました。
ところが、実際の査定額は想定よりも大きく低くなってしまう結果だったため、不審に思い、
弊社へのご相談となった流れです。

 

なぜ、その不動産会社の実際の査定ではそれほどまでに査定額が低くなってしまったのか。
想定されるのは、購入先行であったため買取業者の都合の良い価格を提示されてしまったのではと思われます。
買取業者だとしても、様々なタイプの業者がおりますし、地域性からの選定もありますので、
そこまで価格を下げなければ買い取ってもらえないというようなことありませんから、
貴重な資産を簡単にたたき売りされないように、いくつかのパターンでご提案させていただいた案件でした。