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不動産の売却査定
ご覧にいただいてる皆様、日頃より大変お世話になっております。
きっと、ご覧いただいている方は弊社にたどり着いた方ですから、不動産の売却を検討されているのでしょうか。
何か少しでもご参考になれば幸いです。
当社は不動産の売却に注力しているため、売主様とお話させていただく機会も多くございますが、
その際に必ずと言って聞かれるのが、「売却査定額の違い」についてです。
簡単に言うと「高い」「安い」の話です。
この件には、誤解があると思っています。
どこに誤解があると思っているかと言いますと、
①「高い査定」=「高く売れる」、「安い査定」=「高く売れない」というところと、
②査定額が販売価格と思われているところです。
以前にお手伝いさせていただいた売主様の例ですが、当初3社に査定依頼をされていました。
物件自体は小さいクセ有り不動産でしたが、査定額だけで言えば、A社は1000万円、B社は600万円、C社は400万円でした。
当然A社の査定額をあてにしたいと思うところですが、売主様的にもA社の1000万円は、まずあり得ないとご承知で、
でも、あまりにも差があることから、実際はどのぐらいなら売れるだろうかというところで当社へのご相談でした。
実際、査定ではこれだけ「高い」「安い」の差があるのです。
そして、各社のコメントもそれぞれで、A社は「1000万円で売れます」、B社は「まずはこの金額からスタートしましょう」、
C社は「実際売れるのはこのぐらいの金額ですよ」だったようです。(当社はC社の査定額が妥当であるとお話しました。)
ちなみに、販売価格は査定額にしなければならないことはなく、
この売主様の場合は、期待を込めて、600万円で売却活動を開始し、結果的に380万円のご成約でした。
結果からにはなりますが、C社および当社の査定は現実的に成約になると思われる金額として出した数字で、
成約金額と近い査定額であったことから、査定自体も妥当であったと思われます。
B社もコメントで「この金額からスタートしましょう」と言ってましたし、
一定の期間の後、480万円まで下げましょうとの話をしていたようですので、
当初から、実際の成約の金額ぐらいまでは想定していた可能性はあります。
もちろん、同じ物件だとしても、売却の時期や諸々の事情により違う結果になることもありますので、
A社の売却査定が絶対に間違っていたとは言い切れませんが、今回で言えば、かなり的外れな結果になりました。
「高い」査定だから「高く売れる」というわけではないということ、
そして、査定額が販売価格になるわけではないということを誤解されませんようお気を付けください。
家・不動産の売却をご検討されているようでしたら、ぜひ、当社へご相談下さい(相談無料)。
メリットもデメリットもしっかりとお話させていただいた上で、少しでも高値での売却が叶いますよう努めさせていただきます。