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2021-06-27 16:22:00
通称、品確法
正式名称は「住宅の品質確保の促進等に関する法律」といいます。
この法律により、新築住宅の請負業者および売主となる宅建業者に、
構造耐力上主要な部分および雨水の侵入を防止する部分について、
引渡しの時から10年間は瑕疵担保責任を負うことを義務付けました。
難しく書いてありますが、簡単に言うと
家の骨組みや屋根について何かあったら保証しなさいということです。
気をつけなければならないのは、「新築住宅」についてというところです。
注文住宅の場合は特に気にするところではありませんが、
建売住宅を購入する際は、それが「新築住宅」に該当するかどうかの確認が必要です。
「建売住宅を購入する際は」と書いていますので、
中古住宅のことではなく新築建売戸建であると思っていただけると思いますが、
では、新築住宅なのだから、この品確法に該当しますので心配ないですよねというお話になると思います。
そこで「新築住宅」の定義です。
①新たに建築された住宅で人が住んだことのないもの
②建設工事の完了の日から1年を経過していないものです。
つまり、新たに建築された住宅でも1年を経過したものは「新築住宅」ではなくなります。
販売図面等には、「新築未入居」などと記載されています。
新築住宅に該当しなければ、建築会社や売主である宅建業者が、
まったく面倒を見てくれないといったような時代ではありませんし、
1年経過後のための保険もありますので過敏に反応する必要はないかもしれませんが、
購入する際は必ず確認はしておきましょう。