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2021-06-24 10:38:00

こんなお話をいただきました。

このブログをご覧いただいているお客様よりこんなお話をいただきました。
その時のお話を少しご紹介させていただきます。

先日、「不動産売却のこと」という記事を書きました。
売却の際に、一括査定サイトを使う方がいらっしゃいますが、
大事なことは金額だけではありませんという内容です。

お客様のお話を簡潔にまとめると、
A社B社で査定額が約500万円も違うのはなぜか。
直接査定会社に聞けばいいのだろうけど、前提として考えられることを知りたい。というお話でした。

色々とお話をしていく中で分かったことは、
A社は「買取の査定額」、B社は「仲介での査定額」ではないだろうかということでした。

どちらの査定であっても、「売却する」というところは同じですが、そもそも査定する際の考え方が違いますし、
一括査定サイトでは「買取の査定」と「仲介の査定」の区別がされていないことが多く見受けられます。

買取の査定は、主に建築会社や不動産会社が買取し再販します。
そのため、再販時の販売価格を目安に買取金額を査定します。

仲介の査定は、購入予定者は一般の方です。
近隣の相場や成約事例などから査定されます。

それぞれの査定額(金額)も性質が違います。
買取の査定額は、ほぼ確約の金額であると思われます。
逆に仲介の査定は、成約となるであろう価格のため不確定です。

どちらを選ぶかはお客様しだいですし、状況や事情によっても変わってくると思います。
でも、これだけの価格差があると検討もせずに高い方を選んでしまいがちですが、
仲介の査定額が「絵に描いた餅」にならないように気をつけたいものです。